MICのプロジェクト運営体制は、先行する産官学連携である AKプロジェクト(AKP)をプロトタイプとする。
一方で、純粋に民間との協働研究で有り、規模も様々である 各MICプロジェクトを、文字通り総てAKPに準じて運営していく のではなく、柔軟かつ効率的・機動的な運営形態をつくることが 適切と考える。
MIC各プロジェクトはあくまでも公募を経て採用された若手の 主任研究者(PI)が行う創薬研究活動が主体で有り、その研究 活動を推進するため、規模に応じて効率的な運営形態を構築する。
京都大学医学研究科の教員の中から医学研究科長が指名。プロジェクトの責任者で企業側のサブリーダーと共に運営の全般に責任を持つ。同時に学内中核研究者(グループ)として独自のプロジェクトに対応するテーマにより拠点研究に参画する。同一の教授が複数のMICプロジェクトのPLになることは、原則的に想定していない。
医学研究科長が指名。 研究科の代表として企業側のサブリーダー及び協働運営委員と共に拠点の適正な運営(PIの選考、評価、研究方針の検討、年度予算や決算の決定、承認など)に参画する。プロジェクト研究に直接参画することを排除するものでは無いが、必ずしも要件ではない。同一教授が複数プロジェクトの協働運営委員会委員になる事はさまたげない。
協働運営委員会委員としての活動に加え、独自のプロジェクトに対応するテーマによりプロジェクト研究に実質的に参画する。学内中核研究者にかかる採否については全て協働運営委員会であらかじめ審議し、医学教授会の承認を得なければならない。
若手PIが多い場合のメンターとしての役割で、新規の雇用。協働運営委員会で選考し、教授会にて承認を得る。
原則公募により、協働運営委員会(選考委員会)で選考し、大学で新規雇用。教員選考基準に準じて選考し、教授会にて承認を得る。学内研究者の応募を排除するものではないが、あくまでも独立した研究者としてプロジェクト内研究活動を推進するもの。詳細な条件(任期、年俸、研究費など)は、協働運営委員会において決定する。
協働運営委員会(選考委員会)で選考し、大学で新規雇用。
協働運営委員会(選考委員会)で選考し、大学で新規雇用。メディカルイノベーション推進室の知財グループを兼任する事が出来る。
*:PIのエフォート管理:協働運営委員会の承認の下に、20%程度のエフォートをプロジェクト外での活動に充てることが出来る(例えば、大学院教育コースの講師、診療科における診療活動、公的研究費の獲得とその研究活動、大学外アカデミアでの兼業等)
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